インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで発病します。
季節性のインフルエンザは、毎年冬の初め~春先にかけて流行します。
インフルエンザウイルスに感染すると、1~3日後に発熱、頭痛、筋肉痛などが突然あらわれ、その後にせきや鼻水がでるようになります。普通の「かぜ」と比べて症状が強くあらわれますが、多くの場合、1週間ほどで自然に治まります。
高齢の方や慢性疾患をかかえている方では重症化するリスクが高いです。
子どもでは中耳炎や気管支喘息などを合併する場合があり、まれではありますが、インフルエンザ脳症をおこすこともあります。
◇経鼻弱毒生インフルエンザワクチン
令和6年度より、鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンも行います。
・対象:2歳以上19歳未満
・方法:両鼻腔に0.1mlづつ噴霧
全年齢1回接種
・接種料金:9000円
・予約方法:
インフルエンザ接種web予約に点鼻ワクチンを選択してください。
ワクチンがなくなり次第終了としますのでご了承ください。
・接種できない方:
①免疫不全と診断されている方 もしくは免疫不全のある方と接触する機会のある方
②重い喘息や過去1年に喘鳴のあった方 卵アレルギー、ゼラチンアレルギーのある方 アナフィラキシー既往のある方
③当日37.5度以上の発熱のある方 鼻汁のひどい方
④ステロイド製剤、免疫抑制製剤の内服や注射、アスピリンの内服をされている方
⑤妊娠中、または妊娠の可能性のある方
◇注射型インフルエンザ不活化ワクチン
●接種対象者
・生後6ヶ月以降の小児
・卵白アレルギーのある方
当院で除去を指示されている方はワクチンのテスト施行の上、可能であれば接種します。他院にて卵白アレルギーで通院されている方、これまで卵白を摂取されておらずアレルギーの存在が不明の方あらかじめ受診の上ご相談ください。
・成人の方
可能な限り内科医院にて接種をお願いいたします。未就園児のご両親で内科医院での接種が困難な方は、お子さまと同時に接種される場合に限り、お引き受けいたします。
11月は大変混雑いたします。2回接種が必要なお子さまを優先とさせていただきたいため、なるべく10月・12月の接種にご協力ください。
●接種方法
・取扱ワクチン
A型2種・B型2種の4価ワクチン
・接種量
3歳未満・・・0.25ml 2回接種
3歳〜12歳・・0.5ml 2回接種
13歳以上・・・0.5ml 1回接種
・接種間隔
1回目と2回目の接種間隔は3〜4週がベストです。
・接種開始
毎年9月中旬より予約開始。10月初旬より摂取開始します。
※2回接種の方は、1回目接種をなるべく11月初旬までにお済ませください。
・接種料金
お問合せください。
※他院で接種された場合でも当院で初めてであれば1回目の接種料金となります。
原則として月火水木金 午前8:50〜
月火金 午後16:00〜
土 午後14:00〜
①当院で卵白アレルギーの診療を受けている方(ワクチンのテストが必要なため)
②他院で卵白アレルギーの診療を受けていらっしゃる方は一度当院を受診の上ご相談ください。
③まだ卵白摂取を始めていらっしゃらない赤ちゃんで接種をご希望される場合、あらかじめ一度受診の上ご相談ください。
④ご兄弟でご予約される場合に日時が揃わずお困りの方
●予診票の事前記入のお願い
事前に受付に取りに来ていただいても結構です。注意事項など記載したご案内もお渡しします。
●接種当日はご予約の10分前にはご来院ください。特に土曜日午後は混雑が予想されます。
●当院周辺の駐車場には限りがあります。なるべく送迎は乗り合わせなどご協力ください。
●必ず診察券・母子手帳・予診票をご持参ください。
●接種後の入浴はかまいませんが、激しいスポーツはお避けください。
●インフルエンザ予防接種期間の10月ー12月は、土曜日午後の一般診察を休診とさせていただきます。
●緊急の場合は他院をご利用ください。
●当日のキャンセルは必ずご連絡ください。
※ご不明な点がございましたら、受付スタッフまでお問い合せください。