インフォメーション

舌下免疫療法(スギ花粉症)

 舌下免疫療法とは、これまでの対症療法とは異なり、アレルギーの原因となるアレルゲン(スギ抗原エキス)を舌の下に少量からおいて、だんだんと体を慣らして体質改善を誘導し、アレルギー症状を和らげる治療法です。5歳以上のお子さんから可能です。
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夜尿症

 子どもの夜尿症(おねしょ)は、7歳でも10%程度にみられます。成長とともに治ることがほとんどなのですが、そのスピードはゆっくりで10歳になっても半数の子はまだ夜尿が続いている可能性が高いのです。年齢が高くなっても夜尿症がある場合、学校行事などの社会面での影響を生じたり、自尊心を持てなかったり、心理面の発達に影響を及ぼすといわれています。

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赤ちゃんのスキンケア

 最新の研究によると、ピーナッツや卵白の成分が荒れた皮膚から侵入して、感作されてアレルギー症状を起こすという証拠が世界中から報告されています。皮膚疾患のない新生児に対し保湿剤を用いたスキンケアを3歳まで行ったところ、何もしなかったお子さんよりも食物アレルギーの発症が30%以上少なかったという報告がなされています。

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気管支ぜんそく

 普段はほかの子と変わらず元気にあそんでいるのだけど、風邪をひくたびにゼイゼイして咳や痰がひどく治りにくかったり、運動したときや夜寝ている時に突然咳き込んだり、苦しそうで肩で呼吸をしているようなことはありませんか。もしかしたら気管支ぜんそくかもしれません。

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食物アレルギー(負荷試験)

 現在の食物アレルギーの治療法の基本は、「食べて治す」ことです。かつて症状の発現を予防するため「除去食」が勧められていましたが、かえって治癒を遅らせる可能性があることが最近わかってきました。

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便秘症

 子どもの便秘は珍しいことではなく、10人に1人以上あると考えられています。母乳からミルクへ変えた時、トイレットトレーニング中、幼稚園や小学校に通いだしたころになりやすいと言われます。週に2〜3回未満の排便の場合、毎日排便はあるが排便量が十分でなくコロコロのウンチが数個出るのみなどの場合便秘症です。

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臍ヘルニア(でべそ)圧迫療法

 へその緒と繋がっていた部分から、お腹の中にある腹膜が袋状に飛び出すことがあります。この状態を臍ヘルニア(=でべそ)といい、新生児の4%に見られます。2歳までに90%が自然治癒します。しかし、治癒した後に、醜形を残したり、余剰の皮膚が残る場合があります。

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