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経鼻弱毒生インフルエンザワクチン

本年よりインフルエンザワクチンに、経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(鼻腔噴霧タイプ)も選択できるようになりました。

インフルエンザの侵入経路である鼻の粘膜に免疫を誘導しウィルスの侵入を防ぐタイプのワクチンです。弱毒化したインフルエンザワクチンを用いた生ワクチンですが、強い症状を起こさないようにデザインされています。米国では20年前から認可使用されており実績がありますが、日本でも製造販売が許可され、本年より使用できるようになりました。小児に予防効果が高く、効果が注射よりも長持ちするといわれています。副反応としては接種後の軽い風邪様症状が半数に、10%程度に発熱が見られます。重篤な副反応の報告はありませんが、注射ワクチンと同様ごくまれにアナフィラキシーショックやギランバレー症候群などの副反応が起こる可能性はあります。2歳以上19歳未満の方が接種対象です。また、条件により接種できない方もいらっしゃいますので、詳細はインフルエンザワクチン接種予約のページをご覧ください。

通常の注射インフルエンザワクチンも例年通り行いますので予約開始までしばらくお待ちください。